肥満のレベルと改善方法
前述のBMIボディマス指数が示されるようになり、これを気にしている人は多いと思います。ただ、これだけで各人の肥満の内容を充分に示してはいませんが、一度肥満タイプになってしまうと、なかなかダイエットするのは難しいので、数値を意識するのはいいことだと思います。
例外はスポーツマンで、肥満指数には厳密には体脂肪率を加えなければ正確とは言えず、筋肉質なスポーツマンの身体の場合は体重が重くても肥満ではありません。
体脂肪率は、男性で15～19%、女性で20～25%が適正値とされており、スポーツマンは筋肉質なので、体脂肪率も10%以下の場合が多くなっているようです。
皮下脂肪の判断をするのには自分のお腹を指でつまんでみるのがいいでしょう。ここで皮下脂肪の厚みが結構あるという人は危険信号だといえます。
体脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪という2種類があり、皮下脂肪は特に尻や太ももなど下半身に付く脂肪で見た目にもわかりやすく、スタイルを悪くする一番の原因にもなっています。
この皮下脂肪は一度つくと簡単には落ちないやっかいなものです。ここで一般的に必要になるのが運動や筋トレによるスタイル改善と、食事量のコントロールで、脂肪のつきにくい体作りに取り組まなければなりません。